うねり取りは株価がうねらなくったら,終わり

私は現物でのトレードはうねり取りを基本として,同じ銘柄を数年にわたってトレードしていることが多いです。

時に単発で上げだけとか,下げだけとかを取ることはあってもメインのポジションはうねり取りを基本としています。

今,うねり取りをしている銘柄は2020年の夏からうねり取りを始めた銘柄なのですが,2021年に入ってから株価がなぜか思ったようなうねりをみせず,自分が思い描いたようなうねり取りができないでいます。

2020年はその銘柄の株価はそれなりうねっていたのですが,2021年に入ると,なぜかこれでもかこれでもかというくらいにひたすら下げ続け,結局,2021年が終わるまで下げ続けました。

明けて2022年になってもまだ下げ続け,その下げがようやく止まるのが2022年の5月中旬になってからという凄まじい下げでした。

数ヵ月単位の上げ下げを取っている私にとっては,このような一方的な下げがひたすら続くというのはとてもトレードしづらいものがあり,展開の結果だけをみると,どこで売ってもすべて利益となる相場展開でした。

しかし,下がれば,上がる,上がれば,下がるという前提でうねり取りをしているので,このような壮絶な下げ相場になると分かっていれば,トレードするのは簡単なのですが,実際はそろそろ上がるかも,もう上がるかもと思いながら,トレードしているので,かなり難しいトレードをしいられました。

その間,いくら買い下がってもなかなか上に戻していかないので,損失がでないようにその対策に追われる日々でした。

2022年の5月以降になると,それ以上は下げず,反転上昇の兆しを見せますが,ほとんど上昇できず,5月以降は底値圏でひたすら横横を年末までやっている状況となっています。

1年以上に渡る壮絶な下げ相場のあと,底値圏と思われるところで長く横横をやっている状態なので,上がり始めると,長い上げ相場が始まる可能性はあるものの,いつまでこの横横をやるかまったく分からず,仕方がないので,この底値圏の狭い値幅の横横をひたすらトレードしているところです。

このような値幅の狭いところでのトレードは本来したくはないのですが,この銘柄の現物をすぐには手放すことができないので,ただ持っておくよりかは底値圏での上げ下げを少しでも利益にしておこうという感じで日々トレードをしています。

このようにかつてはうねり取りしやすいようなうねりをしていた銘柄がある時を境になぜか1年以上も下げ続け,その下げが終わったら,今度はひたすら長く底値圏での横横するようになると,数ヵ月単位のうねり取りを基本としている私にはとてもトレードしにくい銘柄となってしまいました。

うねり取りをするためには,株価がそれなりの値幅で上に下にある程度周期的に動いている銘柄を選ぶというのもうねり取りをする上で大事なことです。

そのうねりの仕方も銘柄によって千差万別なので,自分が利益を出しやすいうねりをしている銘柄を選ぶというのもうねり取りを成功裏に導く重要な要素の1つです。

そして,うねり取りをしやすい動きをしていた銘柄であっても,ある時を境にほとんどうねらなくなることもあるので,動きが悪くなったときは,別の銘柄に乗り換えることも常に考えておかなければならないですね。

今うねり取りしている銘柄も現物を手放せる時が来れば,さっさと別の銘柄に乗り換えるかもしれません。

その時,その銘柄がどんな動きを見せているか次第ではありますけど。