アメリカが休場の日は相場がほとんど動かない

2022-11-27

トレードを始めた頃はまったく知らなかったことであるが,アメリカが休場の日は相場がほとんど動かない。

特に,ナイトセッションといって夕方4時半から次の日の朝までの時間帯の日経先物などはほぼ動きがない。

アメリカが休場というだけでこんなにも動かないものなのかと驚くばかりである。

日本のマーケットでの売買の6割ほどは海外投資家による売買と言われているので,アメリカのマーケットが休場ならば,そこで売買している人たちがその日は日本のマーケットにも参加してこないので,相場が動かないのである。

しかも,日本のマーケットを動かす主体がいなければ,日本市場をメインに活動している国内勢力もやる気がないのか,なおさら大きな動きが出にくいという状況になっている。

もっともいくらアメリカが休場だとは言っても,何かとんでもないことが世の中で起こったときは,当然,アメリカが休場の日でも相場は動くので,気が抜けない。

アメリカが休場の日くらいたまには国内勢で相場を大きく動かしてみようとは思わないのだろうかとふと思ったりする。

ところで,ここでいう海外投資家というのは海外から日本市場に参加している人たちのことをいっているので,国内勢の資金が海外経由で日本市場に入って来る場合でも海外投資家としてカウントされてしまう。

なので,海外投資家の売買動向についての記事を見るたびにその売買にどのくらいの国内勢の資金が入っているんだろうかとふと思ったりする。